赤い長靴
2008.05.18 (Sun)
随分前に読み終えてた1冊です・・。

『赤い長靴』 江國香織著
ドキッとするくらいの怖い冷たさが流れるストーリー14編。 でも読んでいてとても共感できましたね。 (どんな生活を送ってるんでしょ 私^^;)
タイトルは クリスマスシーズンに店頭で見かけるお菓子が入った 『赤い長靴』 です・・。
要らないものを買ってくる夫に 『要らない』 って言えない彼女のどれくらい深い思いがタイトルに表れているんだろ・・。
主人公は結婚して10年になる子どもがいない夫婦 日和子と逍三。 この二人の日常を綴っている物語。
結婚って何だっけ? 結婚したことのある人ならきっと一度は誰しもが考えると思います。 その時 恐らくは幸せな日々を描いた過去を思い出しつつ やがて挙げられるのは 『諦め』 だの 『妥協』 だの裏側に位置する感情かもしれません。
実際結婚生活なんてそんなものでしょうね・・。(これからの甘い結婚生活を夢見てる方・・すみません^^;)
ただ その 『相手に言えないけどホントは言いたいモヤモヤ』 というものを抱えて生きながら 言おうとして息を吸ってやっぱり飲み込んでしまう中途半端な状態・・・そういう位置に立つ人達が考えてることをここまで綺麗に描くのはやはり 江國さんだからこそできたのかなぁ・・と。
内容は 隙間風やイライラという 『目で見えないもの』 をまるで手に取ることができるかのような感覚で二人の生活の中の溝を描いているのですが 本当にザラザラ感や息苦しさを感じた部分もあり その文章の透明さと内容のくすみ加減とのギャップが面白いのかなぁと思います。
途中に出てくるこの部分。 もう 読んでて脱力でした・・・。
『壁が厚く、店内の音がまるで聞こえない小部屋の中で、日和子は為息を一つつく。「ほんとうのこと」との折り合いを、逍三はどうやってつけているのだろう。』
夫に対する疑問を本人に言わないで自分の中ではっきりさせようとする彼女。 イライラをイライラと理解してるのにナゼ彼の元に帰るのか?
実際 私の普段の会話の中でも 『世の中の夫婦はどうやって 「キモチと現実の生活とのギャップを埋めながら生活してるんだろ?」』 って 結構話題に挙がるんですよね。 ま 毎度のことですがこの辺のことを考えるとハナシに決着はつかないし いつも堂々巡りで終わっちゃうけれど・・。 でも そういう風に会話できる相手がいることで私もちょっぴり安心し今を生きていられるのかなぁ。
日和子もどこかで夫への諦めに折り合いをつけることで生きてるんでしょうね。 ほら 理想と現実なんてどうせ全然違うものだし それを伝えることができる(相手がいる)その時間ってのがあるだけで救われるんだもの 哀しいかもしれないけれど。
この辺のイライラしいけどどうしようもない感覚 これを文字にしてしかもやっぱり結末をはっきりさせないまま終わらせたこの作品 めちゃくちゃ余韻を残したのは言うまでもありません。
ココロが疲れてる時に読むと ちょっとばかし余計に落ちちゃうかもしれないけれど 場合によっては『あ・・同じ同じ^^』 なんて結構上がれちゃうこともあるかも? なんて余計なお世話かもですがw ふと気がついて深呼吸したい結婚生活を送ってる方やもちろん結婚してない方も 結婚にはこんな一面があるよ・・という側面を見ながら読んでみたら面白いかもしれませんね・・。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
明日は日曜日・・。 ぅ〜ん。 少々めんどくさい日になりそうな気が。
テキトーにやり過ごしたいなぁ・・。

『赤い長靴』 江國香織著
ドキッとするくらいの怖い冷たさが流れるストーリー14編。 でも読んでいてとても共感できましたね。 (どんな生活を送ってるんでしょ 私^^;)
タイトルは クリスマスシーズンに店頭で見かけるお菓子が入った 『赤い長靴』 です・・。
要らないものを買ってくる夫に 『要らない』 って言えない彼女のどれくらい深い思いがタイトルに表れているんだろ・・。
主人公は結婚して10年になる子どもがいない夫婦 日和子と逍三。 この二人の日常を綴っている物語。
結婚って何だっけ? 結婚したことのある人ならきっと一度は誰しもが考えると思います。 その時 恐らくは幸せな日々を描いた過去を思い出しつつ やがて挙げられるのは 『諦め』 だの 『妥協』 だの裏側に位置する感情かもしれません。
実際結婚生活なんてそんなものでしょうね・・。(これからの甘い結婚生活を夢見てる方・・すみません^^;)
ただ その 『相手に言えないけどホントは言いたいモヤモヤ』 というものを抱えて生きながら 言おうとして息を吸ってやっぱり飲み込んでしまう中途半端な状態・・・そういう位置に立つ人達が考えてることをここまで綺麗に描くのはやはり 江國さんだからこそできたのかなぁ・・と。
内容は 隙間風やイライラという 『目で見えないもの』 をまるで手に取ることができるかのような感覚で二人の生活の中の溝を描いているのですが 本当にザラザラ感や息苦しさを感じた部分もあり その文章の透明さと内容のくすみ加減とのギャップが面白いのかなぁと思います。
途中に出てくるこの部分。 もう 読んでて脱力でした・・・。
『壁が厚く、店内の音がまるで聞こえない小部屋の中で、日和子は為息を一つつく。「ほんとうのこと」との折り合いを、逍三はどうやってつけているのだろう。』
夫に対する疑問を本人に言わないで自分の中ではっきりさせようとする彼女。 イライラをイライラと理解してるのにナゼ彼の元に帰るのか?
実際 私の普段の会話の中でも 『世の中の夫婦はどうやって 「キモチと現実の生活とのギャップを埋めながら生活してるんだろ?」』 って 結構話題に挙がるんですよね。 ま 毎度のことですがこの辺のことを考えるとハナシに決着はつかないし いつも堂々巡りで終わっちゃうけれど・・。 でも そういう風に会話できる相手がいることで私もちょっぴり安心し今を生きていられるのかなぁ。
日和子もどこかで夫への諦めに折り合いをつけることで生きてるんでしょうね。 ほら 理想と現実なんてどうせ全然違うものだし それを伝えることができる(相手がいる)その時間ってのがあるだけで救われるんだもの 哀しいかもしれないけれど。
この辺のイライラしいけどどうしようもない感覚 これを文字にしてしかもやっぱり結末をはっきりさせないまま終わらせたこの作品 めちゃくちゃ余韻を残したのは言うまでもありません。
ココロが疲れてる時に読むと ちょっとばかし余計に落ちちゃうかもしれないけれど 場合によっては『あ・・同じ同じ^^』 なんて結構上がれちゃうこともあるかも? なんて余計なお世話かもですがw ふと気がついて深呼吸したい結婚生活を送ってる方やもちろん結婚してない方も 結婚にはこんな一面があるよ・・という側面を見ながら読んでみたら面白いかもしれませんね・・。
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明日は日曜日・・。 ぅ〜ん。 少々めんどくさい日になりそうな気が。
テキトーにやり過ごしたいなぁ・・。
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